(2018/12/13)
17:38
隣の女の子に出入国カードの記入を教えてもらったが、、
全然違った(>_<)
ま、あんな強面のミハがいたんじゃ女の子も焦るわな
(￣д￣)
それでも何とか、無事に入国審査を済ませた2人は、意気揚々とターミナルを出た。
が、、、
着陸して入国審査まで、ミハの言葉数が少なくなっていたのは分かっていたが、、
今度は険しい顔(・.・;)
無言で手に持っている紙を見ながらどこかに進んでいく。。
『良かったーー』
ミハが深い溜め息を吐きながら言った。。。
前方にはプラカードを掲げた2人組。。
そのプラカードには、、、
なんと！ミハと私の名前が書いてあるではないか！！
『こじひー！やったな！これでホテルまで安心して行ける』 (*´▽｀*)
『ん？どーゆー事？』(;´･ω･)
『言ったでしょーがー！！俺たちじゃ空港からホテルまで無事に着けるか分からないから、ちょっと高くつくけど、ホテルからの送迎車を頼んだ。って！』
『なんかそんなことを言ってたよーな。。』
『あんたさ、ホント、俺の苦労が分かってないよね！？』
珍しく険しい顔をしていると思っていたら、なるほど！！
ミハは責任感強いし、失敗を嫌うから色々と苦労をしてくれてたのね！？
感謝感謝！！
ならば、感謝の意味を込めて。。
ここはミハの大好物！
褒め褒め作戦！！(*^▽^*)
『いやー、さすがミハ！準備はきっちりだし、タイに何回も来てるから、、、
6回目でしたっけ？タイのエキスパート！プロ！』
『タイマスターや！』
( ｀ー´)ノ
・無言だったクセに
・・不安だったクセに
・・・出入国カードの記入も分からなかったクセに(￣д￣)
まぁいつもの自信いっぱいで、元気なミハに戻ってくれたから、いっか(^O^)／
迎えの車は日本ではどこでも見られる見慣れた日本車だったが、、車内の内装？装飾？は、如何にもタイ！って感じ (*´▽｀*)
興奮してきたぞーー！！(*^▽^*)
もちろんミハも！！
ターミナルの駐車場を出てすぐ高速道路に乗りバンコクへ向かう。
空港の近く。って事もあると思うが、タクシーの多さに目を引かれる！
面白かったのは〝ここってまだ高速道路？高速を降りたの？〟みたいな感じの、一般道と高速道の違いがよく分からない合流地点が多い。
そんで、隙をついては車線変更して少しでも前に出る。って運転をする人が目立つ。
混雑時の青山周辺や、六本木周辺を運転する東京のタクシーに似ているな(;´･ω･)
でも何か違うんだよなー。
あの、前に入られて〝イラっ〟てする感じがしないのが不思議。
ほとんどのドライバーがそーゆー運転をしてるからかな？ (/・ω・)/
バンコク市内のホテルまでは40分～50分くらい。とミハに聞いていたので、2人で車のサンルーフから顔を出したり、通り過ぎる風景や街並を見て楽しんでいたが、外が段々と暗くなっていき、渋滞に。。
、、、
全くと言ってよい程進まない(-_-;)
車には、運転手と一緒に現地の旅行会社の日本人が乗っていたので、渋滞の理由を聞いてみると、、
『いつもこんな感じですよ！タイは。』
と教えてくれた。さらに
『泊まるホテルの周辺はもっともっと渋滞してる』
との事。
思ったよりバンコクって車が多いんだなぁ～(;´･ω･)
❝空港～バンコク市内❞の所要時間40～50分は❝順調に進んだ場合❞って事ね。。
なるほど！
渋滞はさらに激しさを増し、結局ホテルに着いたのは20時を過ぎていた。
(2018/12/13)
21:23
チェックインを終え、シャワーを浴びミハと街に繰り出した (*´▽｀*)
2人とも、超～腹が減っていたので、どこでも良いから
早く飯を食べたかったのに、、、
『任せろ！行く店が決まっている！』
ドヤ顔のミハ。。
行く店、選んどいたのか！？
やるじゃん！！ミハ！！！
。。
。。。
『ねぇ、、その決まってる店は、、どこ？』
(;’∀’)
2人してパッポン通りと、名前が分からん大きな通りを行ったり来たり。。。
ミハって尊敬に値する男なんだけど。。
凄い男なんだけど、、
準備万端で用意周到な男なんだけど。。
すっげー方向音痴で、、
マジでシャレにならんレベルの方向音痴
(´ﾟдﾟ｀)
『まだ！？誰かに聞きましょうよ！？』
『いや、大丈夫！この辺のハズや！もう少し待て！！』
もう少しって、、(-_-;)
もうこのエリア、5回は通過した。。。
５回ってか、５周！！
30分以上グルグルと同じエリアを周回してたら、、
露店のおばちゃん・おっちゃんが最初は
『この品物、見てってくれよ！』
と声を掛けてきてたのに、、
3周目くらいには声を掛けてこなくなり、、、
さすがに5週目くらいには❝2人して迷子か！❞みたいな顔してた
(￣д￣)
それでも何とか店に到着！！
【メニューで顔を隠すミハ】
席に座るとウェイターが来てメニューをくれた。
そのタイミングで
『飲み物は？』
と聞いてきた。
せっかくタイに来たんだから❝タイっぽい飲み物❞を注文したい！飲みたい！！
メニューを見て決めたいから『決まったら注文するよ！』と、ウェイターに言おうとしたら、、
ミハの口から『ビアー』って単語が ( ﾟДﾟ)
え！？ビ・ビアー！？ビール！？
正直、こじひでゎ驚いた(´ﾟдﾟ｀)
ミハとの付き合いは25年以上。
もっとか？
そんな付き合いの中でミハがアルコールを飲んでいる姿を見たことがなかった！
『え！ええ！？酒飲むの？？』
『うん、こーゆー日は飲むよ！家でも嫁さんと、記念日とかで飲むもん』
そーいえば、そんな話を聞いたことあったな！
ミハって見た目はこんなヤ〇ザなのに、嫁さんに対してはマメで、、
愛妻家だからなー。。(/・ω・)/
私も彼女が出来て結婚したら、こんな仲良し夫婦になりたいもんだ！！
(*´▽｀*)
『お！なんか今の話、いーなー！記念日かー。。
俺も結婚したらそんな時は嫁さんとワインでも飲みたいです！』
『は！？あんたが結婚！？無理無理』
(￣ー￣)
そこは、話を合わせて『そうだね！』くらいの事を言えばよくない！！？？
マジ、ないわーこの人 (-_-メ)
気を取り直してドリンクを決めて注文！
ウェイターを呼び、頼もうとした時に向かいのテーブルの席に
2つのトロピカルドリンク！！
おおー！あれ、何だ！？！(゜レ゜)！
ウェイターに向かいのドリンクを指し
『あれが欲しい！』
『ん？あれと同じドリンク！？OK！男性のドリンク？女性のドリンク？』
『両方！！』
『O.K.』
通じた！！！！
で、、、
来た飲み物は、、、
アルコールだった (￣д￣)
当然、無理！(；一_一)
って事でミハが飲む事。。
『本当、アンタゎこーゆー事ばっかりだよな！さっき結婚がどーのこーのって言ってたけど、ぜぇ～～たいにムリ！！！』
と、いつものクドクド小言が始まった (；一_一)
『こじひーに任せると食べ物も不安だから俺が注文するよ！』
はぁ。。
すんません。
お願いします(>_<)
ミハと談笑していると料理が運ばれて来た！！
待ってましたーー(*´▽｀*)
運ばれてきたのは、
手羽先・ピザ・リゾット？
チャーハンみたいなやつ・カレー。
え！？
どんだけ注文したんだろ！？
てかさ、、ここの料理、、、
サイズがデカいぞ！！
(;・∀・)
いけるか！？
いや、いくぞ！
って意気込んだのは良いが、、、
結局、私はスムージーのドリンクを頼んでいて、それを勢いよく飲んだからか？
手羽先を食べていたら
❝グルグルグルー❞
って腹が、、
あ、ヤバいかも。。
『こじひー、旨いな！ピザも半分ずつな！！』
『・・・』
『手羽先もそっちの皿に取っちゃえよ』
『・・・』
手羽先、ピザも食べ終えたミハがリゾットを分けてくれた時に
『どうした？ペース遅いな！・・ちょっと待て！あぶら汗掻いてない！？』
『あ、ちょっと、、腹が、、、』
『ハァーーー！！？？まさか、あんた、、』
『す、すいません。ちょっとトイレに、、』 (；ﾟДﾟ)
苦戦を制し、なんとかテーブルに戻ると、、
『はい。あんた、う〇こマン決定！皆に報告！！』
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
そーいえば空港で2回、ホテルに着いて1回、そして今。。
❝あんた、う〇こ多すぎ！！これ以上トイレ行ったら、う〇こマンって呼ぶよ！❞
って言ってたな。。
・・・だってさ、、
暑い中、何十分も街中を歩いて、、いや歩かされて！
冷房ガンガンに効いてる店内に入って、スムージーなドリンクで腸内を急激に冷やされたんだから仕方なくない！！？？
半分以上ゎアンタのせいや！！！
(; ･`д･´)
って今はそんな事を言ってる場合ではないな。。
この状況と料理を何とかしなければ！！
食べかけの手羽先に手をつけると、またもや腹がーー！！
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ
『ちょ、もいっかいトイレに、、』
何とか席に戻るとミハが必死に私の分まで一生懸命に食べてくれてる！
ミハーーー(*´▽｀*)
私に出来る事は、、
ミハを応援する事だけだった (;´･ω･)
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